ロバートジョンソン使用ギター⁈Kalamazoo KG-14
ロバートジョンソン使用⁈Kalamazoo KG-14
どうも、サニータジマです。
今回は、僕の使用ギター
カラマズーKG-14をご紹介します。
ロバートジョンソンのスーツ姿でビシッと決めた写真はGibson L-1を抱えていますが、
もう一枚の写真は抱えたギターが全面写っていませんが、
Kalamazoo KG-14ではないかと言われています。
King Of Delta Bluesのロバートジョンソン使用⁈
と聞いただけでテンション上がってしまいます。
Kalamazoo KG-14 スペック
1938年
トップ : スプルース
サイド&バック : マホガニー
ネック : マホガニー
フィンガーボード : ハカランダ
ブレイシング : ラダーブレイシング
ギブソンのセカンドブランドでギブソンの廉価版として1933年〜1941年まで製造されました。
廉価版といっても、
当時の材質の良さ職人たちの技術の高さを感じさせます。
廉価版の為、バインディングは表板だけでボディバックやネックにはありません。
ポジションマークも3フレットと15フレットにはありません。
ブレイシングも、Xブレイシングではなく、はしご状のラダーブレイシングを採用しています。
その為、倍音は少なくカランとした独特の響きがあり、
今でも人気のあるギターです。
近年でも、ビル・コリングス氏がWaterloo というブランドを立ち上げ
Kalamazoo KG-14を再現しています。
ボディも小さいので、いつも側において爪弾きたいギターです。
KG-14との出会い
僕のKalamazoo KG-14は、
御茶ノ水の楽器店にて購入しました。
特に買う予定はなかったのですが、たまたま立ち寄った楽器屋さんに
KG-14が置いてあるのを発見!
ヴィンテージギターって特に興味なかったんですが、その格好良さに見惚れていると店員さんが
「良かったら弾いてみますか?」
と声を掛けてくださいました。
で、試奏してみたところ、なんとも言えない響き
良いアコースティックギターって
サイド&バックが鳴るんです。
サイド&バックが鳴るので、弾いていて音が身体に伝わってくるんです。
いつまででも弾いていたい気持ちになります。
チープな感じなのに、奥行きがあって真のある音、ロバートジョンソンの音ってコレコレ!と嬉しくなりました。
他の楽器屋さんにも同じKG-14があったので、そちらも試奏してみましたが、全く違う印象でした。
ボディが鳴らず、音も篭った感じ
ヴィンテージギターは同じ機種でも、年代や個体差で全く違う印象になるんですよ。
なので、現物を見て触って弾いてみることが非常に大事になります。
僕は主にスライドギターで使っています。
リゾネーターのような響きがあって、スライドにぴったりなんですよ。
レギュラーチューニングで弾いても、しっかり鳴るので使ってみようと思います。
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